絶滅危惧男子〜第1話ネタバレ 狙われたボクの初めて(前編)
20XX年、もしも日本で男の子が生まれなくなり、女ばっかりの社会になってしまったらーーというのを漫画にしたのがこの物語。
男がいなさすぎて、女性はガツガツした肉食系!ばかりになり、絶滅に瀕している希少な男子は「狩られる側」となって身をひそめるように日常を送っている。
主人公・姫宮希(のぞみ)はそんな環境の中で、見た目はかわいらしい「男の娘」として、肉食系女子から身を守るために女装して普段は女の子のふりをして生活しています。
隠れるようにして生きる暮らしが嫌になり、「学校に通いたい」「もっとたくさんの人と出会いたい」と考えるようになったのぞみは、叔母さんの家に居候して女の子として学校生活を送るようになります。
けれど、いくら見た目はかわいくても、のぞみは男の子。フェロモンの力で、望むと望まないに関わらず、女の子たちが引き寄せられてしまい!?
作品名:絶滅危惧男子〜ボクの股間が狙われるワケ
作者:小國由喜
「絶滅危惧男子」第1話 狙われたボクの初めて(前編) あらすじとネタバレ
肉食女子であふれる都会
20XX年、草食化がすすんだ日本社会では、男子の出生率が激減して若い男子は存在自体が希少になってしまっていた。
姫宮希(のぞみ)は実家から、女の子の姿で都会に出てきて叔母の家へ向かっていた。
見渡すかぎり、女だらけ。もしものぞみが「男の子」だとバレたら、どんな騒ぎになるかわからない。
バス停の場所を聞こうとおじいちゃんに近寄ったものの、すでに肉食系女子たちに目をつけられていたおじいちゃんは、若い女にナンパされ、あたふたと「カンベンしてくれえ!」と逃げ出していた。
「やっぱり、都会はこわいところだなあ」
のぞみはそんな女たちを見て、そう思う。
あまりの男の少なさに、年齢を問わず、ギラついた女たちは常に男を狙う狩人と化していたのであった。
叔母さんの家に到着!
目元のホクロがチャームポイントの叔母の梓は、のぞみが到着して大喜びだった。
「よく来たわね!のぞみちゃんっ、会いたかったわぁ!」
ひとりで若い男の子が歩いて大丈夫だった?と心配し、男の子だとバレなかったかと聞く。
用意された部屋には、学校へ着ていくための制服も用意されていた。
もちろん、女子用のセーラー服。
叔母の家に間借りしながら、「女の子」として学校に通うのだった。
ドキドキのお風呂と家事
長旅で疲れているだろうから、お風呂に入ったら?と促されて、風呂を浴びるのぞみ。
「背中流してあげようか?」
と入浴中に梓に乱入され、「私も一緒に入ろうかな」という叔母をなんとか退ける。
じーっと、見つめる梓の視線が痛い・・・。
夕食をごちそうになり、皿洗いを手伝うのぞみは、とても手際がよかった。
ずっと家にこもりきりで、家事ものぞみがやっていたのだった。
狭い台所で、梓とグイグイぶつかってしまう。
「ごめんね、キッチンが狭くて」
なんだか、変な気分に・・・
真夜中、部屋に侵入する梓
明日からあの制服を着て、ずっと行って見たかった「学校」へ通えるんだ。
そう思うと、のぞみの心ははずんだ。
「学校かあ、どんなところだろう」
期待に胸をふくらませながら、スヤスヤと眠りにつくのぞみ。
そんな清らかなのぞみのもとへ、「やっぱり我慢できないわ」と深夜、梓が入ってきて・・・
「絶滅危惧男子」第1話の感想
男が生まれず、女だらけの社会になった日本、という設定自体が面白いですけれども、主人公ののぞみちゃんがホントに可愛すぎて「男の娘」というよりも女の子にしか見えません(笑)
天使のように優しい顔で、女を知らない清らかに眠るのぞみの元に、「はあ、はあ」と息を切らせた梓叔母さんが・・・!!
のぞみちゃんの初めてがヤバイです!!
血が繋がった叔母さんとはいえ、梓もまた肉食系女子で、かわいい甥っ子に手を出そうとしてしまいますが・・・次回どうなってしまうのでしょうか。つづきます。
第2話のネタバレ